数年前に、ひとり暮らしの母親が施設に入ることになり、実家を売却しました。
とてもとても大変でした……
そのときの反省から、一軒家をできるだけラクに片づけるためのステップを考えてみました。
7つのステップはこちら
ステップ5はこちら
実家の中にあるモノのうち売れるものを売ってしまったあとは、いよいよ片づけの本番に入ります。
実際には、売るモノをまとめて集荷を手配したら、それと並行して片づけの作業に入ることになるでしょう。
片づけの作業としては、次のようになります。
1 モノを仕分ける
2 ゴミとして出すための処理をする
3 ゴミを出す
1 モノを仕分ける
実家にあるたくさんのモノ・モノ・モノ。
その中から、捨てずに残して家族が持ち帰るものをまず選びましょう。
ここでまた、さまざまな思い出や感情がわきあがってくると思います。
実家片づけと感情の処理についてはこちら
残すか捨てるか、決めがたいものについては、迷って手が止まってしまう時間がもったいないので、ひとまず「保留」コーナーを作って置いておきましょう。
最初は難しくても、片づけの作業をして「捨てる」判断を続けているうちに、「これも捨ててしまおう」という決断もしやすくなっていきます。
2 ゴミとして出すための処理をする
残すモノを決めたあとは、いよいよ捨てるモノの処理に入ります。
地域のゴミ出しルールや、ゴミを持ち込む場所のきまりにしたがってまとめていきます。
ここで使うゴミ袋やひも、ダンボール、ハサミやカッターなどは、部屋ごとにたっぷり準備しておきましょう。
途中で「ゴミ袋がなくなったから買ってこなきゃ」などという事態を防げます。
3 ゴミを出す
「ゴミを出す」と言って思い浮かぶのは、朝、地域のゴミ収集に出すことですよね。
ただ、近くに住んでいるなどして、朝早くのゴミ収集に対応できる場合はいいのですが、なかなかハードルが高いのが実際のところではないでしょうか。
地域のゴミ収集以外にも、自治体のゴミ処理施設や不用品の回収箱などに持ち込むこともできます。
自分でゴミを持ち込むほうがラクな場合もあるので、状況に応じて使い分けてください。
タンスや食器棚、冷蔵庫やテレビといった大きなゴミも、手間はかかりますが、自治体の大型ゴミに出せれば比較的安く処分することができます。
私はそれが難しかったので、最後に業者に依頼しました
自分でゴミを持ち込む場合
自治体のゴミ処理施設
自治体のゴミ処理施設では、大型ゴミや資源ゴミ、普通の燃えるゴミなどについても持ち込みを受け入れているところがあります。
広島市についてはこの記事でまとめています。
ほかの自治体についても調べるめやすになるかと思いますので、もしよければ目を通してみてください。
ただ、自治体の施設は、受付は平日昼間のみ、というところが多いので注意しましょう。
それ以外にゴミの回収が可能なところ
ペットボトルや食品トレー、飲み物の缶などは、スーパーの回収ボックスを利用できます。
電池や電球については、家電量販店や役所などに回収ボックスが設置されていることがあります。
まとめ
片づけのメンバー、車があるかないか、ゴミ収集のスケジュールとそこに出す手間、ゴミ処理センターに持ち込む労力などによって、どの処理方法がいいかは変わってくると思います。
なるべくロスのないようにスケジュールを考えて、動いてくださいね。