【アドラー心理学】血液型診断より確かかも? な性格診断 ☆ ELM第5章「自分のスタイルを明確にする」

 

みなさんは、血液型診断をしたことがありますか?

きっと、一度や二度は

「私はB型だから自由気ままなの」

「あの人はO型だからフレンドリーだよね」

というような話をしたことがあるのではないでしょうか?

 

AB型ってどんな人?

ちなみに私はAB型です。

AB型というのは便利なもので、きちんとしなければならない場面では「A型の面を使ったの」、ハメを外してしまったときは「B型が出ちゃった〜」と言えばコトがすみます。

そして、ちょっと人とは違ったことをしたときには「私、AB型だから変人なんだ〜」。

でも、これだと何にでもあてはまるぶん、何も診断していないのと一緒だと思うのは私だけでしょうか?

 

アドラー心理学でいう「ライフスタイル」とは

アドラー心理学では、いわゆる「性格」のことを「ライフスタイル」と呼んでいます。

「ライフスタイル」とは、自分の持っている気質を表す「性格」よりもう少し広く、性格に基づいた行動パターンまで含めたものです。

 

アドラー心理学では、ライフスタイルも自分で選び取ったものだと考えます。

基本となるライフスタイルは、親との関係を中心とした家庭の中での経験をもとに、10歳ごろまでに決定されます。

長女として育ち、「お姉ちゃんだから」と褒められた経験からしっかり者になる、という感じですね。

ELM第5章は「自分のスタイルを明確にする」

 

ELM第5章は「自分のスタイルを明確にする」というタイトルですが、ぶっちゃけて言うとアドラー流性格診断です。

30個の問いに答えることで、自分の性格を次の6つのタイプに分類していきます。

・アームチェア(安楽椅子タイプ)
・ベイビー(赤ん坊タイプ)
・コントローラー(自己抑制タイプ)
・ドライバー(人間機関車タイプ)
・エキサイトメント・シーカー(興奮探しタイプ)
・ゲッター(欲張りタイプ)

また、人は明確に1つのタイプにあてはまるわけではなく、いろいろな面を持っているものですよね。

そこで、この6つについても、どのタイプの点数が高かったのか、その組み合わせにどんな特徴があるか、という面からもまた見ていきます。

自分のライフスタイルを知ることがスタート

ライフスタイル診断で出た結果を見て、納得する部分もあれば、「ちょっと違うんだけどな〜」と思うところもあるでしょう。

また、見たくなかった自分の姿をつきつけられてショックを受ける人もいるかもしれません。

でも、このライフスタイル診断は、診断して分類して終わりではなく、ここがスタートです。

自分の今の性格に納得できて、生活もスムーズに進んでいるのならば問題ありません。

でも、自分の性格でちょっと不便なところがある、生活のなかでもうまくいかないことがあるというのならば、それはこれから変えていくことができます。

 

ライフスタイルは、今ここの時点での「過程」を示しているにすぎないから

 

自分のライフスタイルの中には、キラキラ輝いている個性も、これから人生をよりよくしていくためのヒントもつまっています。

自分のライフスタイルを知りたい方、いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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