【実家片づけ】ステップ4 モノを種類別に集める

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さあ、情報の面、モノの面での準備が終わり、これからいよいよ片づけ本番です。

片づけるとなると、つい台所やリビングといった部屋ごと、食器棚や本棚、押入れなどの場所ごとに取り掛かろうとしてしまいます。

しかし、このように目についたところから始める、部屋別に片づけるのはNG。

一箇所ずつ空っぽにしていけばいいような気がしますが、実際はやってもやっても終わらないアリ地獄に陥る可能性が高いです。

まずは家の中のモノを種類別に集める

『人生がときめく片づけの魔法』で有名なこんまりこと近藤麻理恵さんが「片づけは部屋ごとではなくモノごとに」と言われていますが、家一軒分の片づけでも同じことがあてはまります。

 

 

特に実家の片づけの場合は、モノの仕分けがそのままゴミ処理につながることが多いので、同じ種類のモノは一箇所に集めて処理するほうが効率的です。

台所にある食器棚の皿やグラスを全部捨てた、と思っていたら、応接間から陶器の置物が出てきた、倉庫にいただきものの皿がしまわれていた……

本を全部処分した、と思っていたら、台所から家電の取扱説明書が出てきた……

一緒に処分していればなんていうことがなかったモノが、最後にポツポツと残ると面倒なことこのうえないです。

 

また、捨てる作業をするときに、タンスや本棚にきちんとしまわれていたモノを一つずつ手に取ると、思い出がよみがえってきたり、「まだ使える」と思ったりしてしまいがち。

しかし、とりあえず洋服をすべて出して床に山盛りにしたり、本を積み上げたりすると、とたんに古くさく見えて「まあいいか、このまままとめて捨ててしまおう」と思い切りやすくなります。

片づけるモノの「種類」とは?

この場合の「種類別」とは、「ゴミ処理の種類別」だと考えてください。

燃えるゴミとして捨てるもの、燃えないゴミとして捨てるもの、布類として捨てるもの、金属ゴミとして捨てるもの、といった区分です。

この区分は住んでいる自治体によって違うので、それに合わせて分類してくださいね。

部屋ごとに集めると作業がしやすい

2階建ての場合でも、基本的には2階にあるものも1階に下ろして、家全体のモノを種類別にまとめるようにしましょう。

また、玄関はもちろん、倉庫、ベランダ、バルコニーなどにあるモノも、捨てる先は同じなので、支障がなければ家の中のモノと一緒に集めておくほうが効率的です。

 

家の中の片づけがやっと終わった〜と思ってから倉庫にとりかかると、疲労感が倍増

 

もちろん、ひどく汚れていて家の中に入れるのはちょっと……というようなモノは、外で仕分けしてOK。

 

実際に集めるときには、タンスのある和室に衣類、台所に陶器類、リビングに紙類……と、部屋別に集めると作業がしやすいかもしれません。

仕分けが終わったら、各部屋に、ゴミ袋、ひも、はさみ・カッター、軍手といった片づけグッズも配給!

 

 

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