【偏愛ファイル】DREAMS COME TRUE「愛しのライリー」

母の日ですね。

母の日は、母に感謝、そして母にさせてもらったことに感謝です。

 

私にとって、母の気持ちを歌った曲として浮かぶのは、アバの「Slipping Through My Fingers」DREAMS COME TRUEの「愛しのライリー」

どちらも映画で使われた曲だ!

ここでは「愛しのライリー」について語ってみようと思います。

 

私はドリカムの熱心なファンというわけではないのですが、この曲は偏愛しています。

「愛しのライリー」は「インサイド・ヘッド」というピクサー/ディズニー映画の主題歌で、「ライリー」とは映画の主人公の少女の名前です。

 

アニメ映画のタイアップ曲なので、逆にあまり一般的ではなく、ドリカムの中でも過ぎ去った曲なのかなと勝手に思っていたのですが、先日たまたま聞いたラジオの中で中村さんが「愛しのライリー」について熱く語っていらっしゃいました。(「中村正人のENERGY for ALL」2020.5.3)

 

(うろ覚えですが……)

この曲は、映画の日本版テーマソングを依頼されて作ったもの。

ただ、このような主題歌はエンディングで流されるのが普通だが、「愛しのライリー」は映画のオープニングで、一般から募集した親子の写真のスライドショーをバックに流された。

それがけっこう物議を醸して、この曲に影を落としてしまった。

しかし、この「愛しのライリー」の歌詞は吉田美和の才能があふれた素晴らしいもの。

このまま埋もれさせるにはしのびないので今日改めて紹介したい。

 

その通りです! 本当に吉田美和さんの歌詞がすごい!!

確かに映画公開時の使われ方は微妙で、私は見ながら涙を流したクチですが、あれは純粋に見ればノイズだったよなと思います。

しかし、この曲には、映画を離れても成立するくらい、子どもの成長を見守る親の気持ちが深いところまで(INSIDE OUT 「インサイド・ヘッド」の原題)語られています。

 

毎日変わるあなた見ていることが 一番の幸せ

なのにね

ほんのちょっぴり 寂しい なんてね

 

映画公開当時のインタビュー()によると、この曲は映画に出てくる“感情”たちの立場からの歌なんだそう。

でも、親の曲としてもドンピシャです。

埋もれさせるにはもったいない名曲だと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

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