【CARP】【現地】今季最終戦! CARP小窪の最後の姿を見た【2020.11.11 vs中日】

【 D 3 – 2 C 】

コロナ禍で混乱の中始まった2020年リーグ戦も、いよいよ最終戦。

昼間、日が差しているときはまだ暖かいけれど、日が落ちるとぐっと寒くなります。

 

こんなときに食べたくなるのはこれですね、カープうどん。

コロナ感染対策で、フタをして提供されます。

熱々のうどんが身にしみます〜

 

球場でNiziU「Make You Happy」が流れると、スラィリーが縄跳びダンスを踊り始めました。なかなか上手でした!

 

スラが芸をしたところ初めて見たよ! 

やればできるじゃん!!

引いて(記録を)守るぞスタメン

今日のスタメン

誠也は昨日のヤクルト戦で3打数3安打で打率を0.3.00としたため、今日は欠場。

セカンドでの守備率10割をキープする菊池も今日はお休みです。

 

そして、中日の大野雄大と防御率トップを争っていた森下くん

11/4までは大野雄大1.905、森下くん1.907とわずか0.002差まで迫り、もしかして逆転があるかもというムード。

しかし、11/5に大野雄大が7回無失点の好投で防御率を1.82まで上げたので、ここで勝負ありでしたね。

今日、森下くんが6回1/3を自責0点なら逆転するということですが、そうなると大野雄大はリリーフ登板も辞さずということで、️ルーキーでの防御率1点台を確保するため今日の登板は見送られました。

ところで大野雄大って「大野雄大」と言いたくなるのよね

試合開始

今日の先発は九里亜蓮。

ジョンソンは不調、大瀬良くんやノムスケは怪我をして相次いで抜けていく中でローテを守り、後半戦で勝ち星を伸ばして存在感を増してきました。

今年初めて規定投球回数に達し、防御率も2点台。森下くんがいなければカープのエースでしたね。

 

時間が進むにつれて寒さもどんどん増していきます。

試合も投手戦というんでしょうか、サクサク進んでいきます。

 

消化試合だし、こんな日にダラダラ試合をして延長で終わるのが11時前なんてことちょっと考えられないものね

 

九里亜蓮は、京田のレフト線への当たりをピレラが捕球しきれず、ちょっと残念なかたちで1点を失いますが、粘りの投球を続けます。

相手の柳も変化球でカープ打線を打ち取り、スコアボードに0を並べていきます。

 

途中、あまりに寒いので、焼き芋とホットココアをゲット。

長年球場に通っていますが、球場で焼き芋を食べるのは生まれて初めてです。

あったまった〜

 

「まさか!」じゃない! 小窪登場

8回裏、ツーアウト。

バッター野間に代わって代打「小窪」のコール!

スタンドからは大きくあたたかい歓声が上がります!!

ほんとうだったら「こくぼの『こ』〜」をやりたかった

3–2まで粘って、ちょこんと当てた打球は右中間へ。センター捕りきれず(ありがとう!)ヒット!!

ベンチのナインは総立ちで、笑顔で帰ってくる小窪を迎えました。

旧市民球場を知る選手。弱い時代からずっとカープを支えてくれてありがとう!

両先発投手が9回も続投ー勝ち切る難しさ

0対1で迎えた9回表も九里亜蓮はマウンドに登ります。

ここを0で抑えてサヨナラで勝ちをつけようという監督の思いやりでしょうか。

しかし、連続フォアボールから桂にレフト前に、これも名手なら捕れたかもというヒットを打たれて2失点。

 

でも責められんよね〜

 

9回の裏、完封をかけて柳がマウンドに登ります。

サクサクと2アウトを取り、バッタは長野さん。

「今シーズン最後のバッターが長野さんになるのかな 」と思っていると、長野さんはフォアボールで歩きます。

広輔もツーベースで続き、堂林がレフトへタイムリーヒット! 2点を返しました。

 

「完封って難しいよね」と敵ながら思わずにはいられません。

 

サヨナラへの期待が高まりますが、しかし、反撃もここまで。

次の松山はいい当たりだったのですがライト正面で、2020年のカープは終わりました。 

2020年 試合を終えて

試合終了と同時に、菊池の守備率10割も達成!

いつもギリギリのファインプレーを見せる中でのエラーなしは本当にすごいことです。

菊池がメジャーに行かずカープに残ったことには価値があった、それを自分で示しました。 

 

スタンドのドラゴンズファンにあいさつをするドラゴンズナイン。中日さん、おつかれさま。ありがとう。来シーズンもよろしく。

試合後にはセレモニー。

2015年の最終戦は、新監督緒方からあいさつがなかったためとても叩かれましたが、佐々岡監督は「今シーズンはごめんなさい。来シーズンも応援よろしく」と、ちゃんとあいさつをします。

 

そして、小窪にマイクを譲ります。

小窪あいさつ

ファンのみなさん、13年間本当に熱い声援ありがとうございました。
そしてこのような決断をした僕に対して熱い声援を送っていただいたことは一生忘れません。
今日でカープのユニフォームを着て試合をするのが最後だと思いますが、また皆さんの前に元気な姿を見せれるようにこれからも頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。

今日の試合は負けてしまったけれど、まぁここぞという試合を落とすのが僕らのカープです。

それもちゃんと見届けることができたし、今年もシーズンを完走できて満足です。

おまけ

コロナ対策の分散退場のため、席を離れるのに時間がかかりました。

それでも名残惜しく、コンコースでうだうだしていると、ユニフォーム姿の選手がベンチから出てきました。

小さな男の子と一緒に。それは小窪でした。

男の子はベースを回ったり、マウンドに登ったり。

小窪はそれを優しく見守っていました。

最後は奥さんも交えて記念写真。

 

うだうだしててよかった

「ボボありがとう〜」と叫べたので満足です。

 

人少なくて密集していなかったのでセーフのはず

 

こういうことがあるから、やっぱり現地はやめられない 。

2020 シーズンを終えて

シーズン初めには、今年はマツダスタジアムで試合が見られないんじゃないかと思っていました。

それが、終わってみれば5試合見ることができました。3勝2敗。

ゴールデンルーキー森下くんの勝ち試合も見ることができました。

 

スタジアムで生観戦できることの幸せを改めて感じさせてくれた2020年。

各球場でコロナの感染は起こっていないようなので、感染対策を徹底してマナーを守れば、観客を入れてのスポーツ開催も可能であることを示せたのではないでしょうか。

この実績が、来年、東京オリンピックを開催する土台になることを祈ります。

 

幻の東京オリンピック開会式に思う
2020年7月24日、この日は本来ならば東京オリンピックの開会式でした。 コロナがなければ、どれだけ晴れやかな空気に日本中が包まれていたことでしょうか。 冬季オリンピックオタクから見た東京オリンピック 私は、1984年のサラエボオリンピッ...

 

 

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