アドラー心理学で大事な考え方のひとつに「課題の分離」があります。
「課題」を「分離」するって、英語の直訳調で日本語としてはこなれていなくて、イメージが湧きにくいのですが、中身を理解するととても使えるツールです。
ここでは、今日からすぐ使える「課題の分離」についてご紹介します。
「課題の分離」とは
「課題の分離」とは、シンプルに言えば、自分の問題と他の人の問題を分けて考えましょうということです。
具体的に言うと、何か問題が起こったときに、次のようなプロセスで問題を整理して、対処法を考えていきます。
・自分が対処できる課題と、他の人が対処する課題を分ける
・自分の課題が改善するように努力する
・相手の課題に土足で踏み込むのはやめる
・自分の課題が改善するように努力する
・相手の課題に土足で踏み込むのはやめる
これ、慣れるととても使えるツールです。
日々発生する困ったことによるストレスが激減します。
そして、気づくと「困ったこと」そのものがなくなっていたりするのです。