小さな街で達成された大きな200勝【2016.7.23 vs阪神】

黒田がカープへの復帰会見で語った言葉。

「広島という小さな街で、自分のことを待ってくれている人がいる」

「小さな街で待っている」一人であった私は、この一言で目頭が熱くなった。

そして今日。マツダスタジアムで日米通算200勝を達成!

黒田が入団したときは、正直なところ澤崎のほうに注目していて印象が薄い。

その後カープのエースへと成長して、勝ち星も積み重ねていったけれど、FA不行使のときはファンの間では盛り上がったけれど、それでもメジャーリーグに行く前は、ガラガラの市民球場で投げた回数のほうが多かったんじゃないだろうか。

市民球場最後の登板試合も、観客もまばらな消化試合だったと記憶している。

そして、異国で積み重ねた79勝。

「あの黒田さんが、まさか」200勝を達成するなんて。

あの不人気弱小球団カープが、こんなに盛り上がってるなんて。

満員のマツダスタジアムで黒田の200勝を祝うことができて、本当に感無量だ。

 

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